2019-08-02

業(カルマ)と心の向上『小業分別経』①(note)

Photo by utsubo_lab. 
チャンディマ長老による業と心の向上『小業分別経』


チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 法話

『Paṭipadā(パティパダー)』7月号(1冊600円)の「翻訳」欄に掲載された、チャンディマ長老の法話(連載)す。今号では、多くの人が「業(ごう)に関して抱いている誤解と、その危険性、業を正しく理解することの大切さ」についてのお話です。
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もし、ブッダが教えた業(ごう)を正しく理解できたなら、心に差別感情は生まれません。反対に、「人や生命に差はあるけれども、業の観点から見れば、みな平等である」ということが理解でき、心に慈しみが生まれてくるでしょう。
生命を平等に見る穏やかな世界が現れるのです。(本文より)




 業(ごう)に関する誤解

今回は、ブッダが説かれた「業(ごう)」についてお話いたしましょう。業は、すべての生命が持っているものです。サンスクリット語ではkarma(カルマ)、パーリ語ではkamma(カンマ)と呼ばれています。

みなさんは「業」と聞くと、どのようなイメージがありますか?
「業はすでに定められている運命のようなもので、自分の力では変えられないものだ」
とネガティブなイメージを持っている方が多いようです。
たとえば、
・「Aをしたら、かならずBという結果を受ける」
・「いまBという結果を受けているのは、過去にAという行為をしたから      だ」
などと固定的に見ているのです。
では、ブッダが教えた「業」とはどのようなものでしょうか?
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チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 (著) 出村佳子(訳)





生きとし生けるものが幸せでありますように