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2020-01-25

②放逸(pamāda)『涅槃への道を妨げるもの:老いない経』より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老『心を陥れる危険な穴(Najirati Sutta)


放逸(pamāda)とは、欲や怒り、嫉妬などの感情に引きずられ、すべきことをしないことです。

すべきこととは、気づくことです。心が煩悩で汚れないよう、瞬間瞬間、気づいていることが、放逸の反対不放逸(appamāda)」ということなのです。

『涅槃への道を妨げるものー老いない経(ナジーラティ・スッタ)』より
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老


『涅槃への道を妨げるものー老いない経(ナジーラティ・スッタ)』


生きとし生けるものが幸せでありますように

2019-10-13

『幸せへの鍵:慈経に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』


慈経ーブッダが教えた慈悲と善行為
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 著


謙虚さ、柔和さ、正直さ――幸せになるために、私たちが身につけるべき「15の善い習慣」とは?
身 口 意を清らかにする「10の善い行為」とは?


慈経には、謙虚さや柔和さ、正直さ、誠実さ、素直さなど、人として身につけるべき基本的な性質が説かれています。どれも、人が幸せに生きるために欠かせないことばかりです。

その清らかな性質を習慣にし、身につけることによって、「10の善行為(十善dasa-kusala)」の実践が、スムーズに進んでいきます。「善行為」をすればするほど、身・口・意の行為が清らかになり、悩み苦しみが消えていくのです。
人生は好転し、やがて究極の幸福である涅槃に達するでしょう。(本文より)


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目 次】

はじめに――善習慣と善行為

第1章 幸せをつくる「15の善い習慣」

■ 善い習慣が善い性格をつくる
  ・「善い習慣」と「悪い習慣」
■ 『慈経』は、ここから始まる
■ ブッダが説いた「15の善い習慣」
 1 能力がある
  ・身体のスキル
  ・のスキル―四梵住
    ①慈(mettā:メッター)
    ②悲(karuṇā:カルナー)
    ③喜(muditā:ムディター)
    ④捨(upekkhā:ウペッカー)
 2 道徳的にまっすぐ
 3 正直で誠実  
  ・インテグリティを高める
 4 アドバイスされやすい
  ・善い人に心をひらく
 5 心の柔和さ
  ・変化にたいする対応力
 6 謙虚さ
 7 足ることを知る
  ・「ないもの探し」をやめる
  ・充実感をベースにした生き方
 8 シンプルで養いやすい
  ・おおらかな心で
 9 忙しくしすぎない
  ・頭のなかもシンプルに
 10 簡素な生活
  ・執着せず、軽やかに
 11 感覚器官を落ち着かせる
 12 賢明さ
 13 高ぶらない
 14 在家に執着しない
 15 智慧ある人が批判するどんな小さな悪事もしない

第2章 身・口・意を清らかにする「10の善行為」

 ■ 善行為(kusala)とは何か?
 ■ 大切なのは日常生活での実践

▶「身体(身)」で実践する善行為

 1 生きものを殺さない
 2 与えられていないものを取らない
  ・時間の泥棒
 3 淫らな行為をしない
  ・「眼耳鼻舌身意」を使って何をするか?
  ・「楽」のリミットを知る
  ・食べる量と質と頻度

▶「言葉(口)」で実践する善行為

 4 嘘をつかない
  ・真実を伝えるタイミング
 5 人の仲を裂く言葉を言わない
  ・陰のない明るい言葉
 6 人を害する粗暴な言葉を使わない
 7 うわさ話・無駄話をしない

▶「心(意)」で実践する善行為

 8 過度な欲を抱かない
  ・羨望と嫉妬の違い
 9 過度な怒りを抱かない
  ・ネット上での怒り
 10 邪見(誤った見解)を持たない
 ■ 「10の善行為」のまとめ

第3章 2つの両輪で、心は見事に清らかになる

訳者あとがき——「Q&A」から




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【著者プロフィール】

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老

Ven. Dr. Chandima Gangodawila

テーラワーダ仏教長老。
2008年、スリランカの国立スリジャヤワルダナプラ大学で、学士号(優等学位)を取得。人文社会科学部において、最優秀者賞を受賞。2015年、博士号を取得。
カナダに渡り、ブリティッシュコロンビア大学で4年間、仏教チャプレンを務め、さらにヴィクトリア大学で教鞭を執る。
現在、カナダのオタワ・テーラワーダ・ブッディストヴィハーラに在住。カナダを中心に、イギリスのケンブリッジ大学、アメリカ、マレーシア、タイ、スリランカの大学や寺院で、講義や法話をおこなっている。
著書に『妄想の対処法:マドゥピンディカ・スッタ(蜜丸経)』『業(カルマ)は直線ではないー生き方を変えられるのは、いま:マハーカンマヴィバンガ・スッタ(大業分別経)』(Sukhi Hotu)、英語の著書や論文に“A Critical appraisal of the contribution of Germany and France to Sanskrit studies”, “An Annotated Translation Into English Of Ratnamālāvadāna With A Critical Introduction”などがある。
「Authentic Buddhism」(YouTubeチャンネル)でも、ブッダの教えを伝え続けている。
https://www.youtube.com/AuthenticBuddhism


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2019-10-10

【お知らせ】第4回 八正道勉強会「正しい思考」

湘南ダンマサークルさんブログより

 https://ameblo.jp/shonan-dhamma/entry-12534196921.html

こんにちは。湘南ダンマサークルの梁(やん)です。
4/20、6/9、9/21に引き続き、仏教の実践を示した八正道の勉強会を開催いたします。

講師は、スマナサーラ長老の法話の編集やグナラタナ長老・アチャン・チャー長老といったテーラワーダ仏教の長老方の書籍を多く翻訳されている出村佳子先生にお引き受けいただきました。

翻訳者ならではの原語を参照しつつ、語の意味を、そしてそれと実践との兼ね合いを解説していただき、質問にも気軽に答えていただける、良い学びの場になると思います。自己の実践・状況などもしっかりと話し合える、実践者にとって意義深い時間となればと思います。

場所は玉縄学習センター 和室です。最寄り駅は大船駅です。日程は、11/3の13時~15時半です。

教材はグナラタナ長老の「8マインドフル・ステップス」です。第二章「正しい思考」の箇所を皆で学んでいきます。

2019-07-31

【電子書籍】生きとし生けるものが幸せでありますように



チャンディマ長老の本ー慈経
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā

身体の苦しみの手放しかた: 「ナンディウィサーラ経」

老いや病気、痛み、死など、さまざまな苦しみをもたらす身体。その苦しみを乗り越える方法とは? 身体を有効に使い、苦しみを解き放つ気づきの実践。
詳しくは こちら 


● 自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経

「自己への慈しみ」から始まる「他者への慈しみ」。「我の理解」から始まる「無我の理解」。心を段階的に育てていく方法。


● 感情の波にのまれない 心のトレーニング:ストレスから心を解き放つ

感情の波に振り回されず、感情を上手に管理していく、心の育て方。社会の中で幸せに生きるために、私たちがすべきこととは?




● 涅槃への道を妨げるもの『老いない経』

涅槃への道を妨げるものとは? 前進や成長に必要な力とは?



● 新しい生き方を切り拓く7つの実践『小業分別経』

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 (著) 出村佳子(訳) 2020-02-24
因果法則としての〈業の法則〉を理解し、執着の ない善い心で、日々淡々と善い行為を行なうことから、自ずと善い結果が現れてきます……。人生を善い方向に向かわせるための実践書。




● 幸せへの鍵:『慈経』に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 (著) 出村佳子(訳) 2019-10-15
謙虚さや正直さ、少欲知足など、善い習慣を身に着けつつ、善い行為をすることの大切さ――。私たちを幸せへと導いてくれる、やさしい実践書。

● 妄想の対処法―認識プロセスを観察し、妄想ループを絶ち切る: 『マドゥピンディカ・スッタ(蜜丸経)』

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 (著) 出村佳子(訳) 2019-04-05
事実をあるがままに見て、心を苦しめている妄想や主観から離れるための一冊です。




● 業(カルマ)は直線ではないー生き方を変えられるのは、いま: 『マハーカンマヴィバンガ・スッタ(大業分別経)』

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 (著) 出村佳子(訳)2019-05-18
私たちの幸・不幸を支配しているものは何か? なぜ正見(正しい見方)が必要なのか? 業(ごう)の法則を理解し、輪廻の苦しみを乗り越える力をあたえてくれる一冊。




● 新型コロナウイルスのへ不安と恐れを乗り越える8つのポイント 

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 (著) 出村佳子(訳) 2020-04-05 Google Books


新型コロナウイルスへの不安と恐れを乗り越える8つのポイント


● Papañca to Nippapañca:Mental Proliferation to Mental Non-Proliferation

By Ven. Dr. Chandima Gangodawila
2020-07-20


Papañca to Nippapañca:Mental Proliferation to Mental Non-Proliferation


● 8 BUDDHIST TIPS TO OVERCOME COVID-19 FEAR

By Ven. Dr. Chandima Gangodawila
2020-04-23 


● RATANA SUTTA: Text, Word-to-word Meaning, Translation, and Explanations (Sinhala Edition)

By Ven. Dr. Chandima Gangodawila
2020-04-15 


Ven. Dr. Gangodawila Chandima: Ratana Sutta: Text, Word-to-word Meaning, Translation, and Explanations


チャンディマ・ガンゴダウィラ長老
Bhante Dr. Gangodawila Chandima


チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 Bhante Dr. Gangodawila Chandima


テーラワーダ仏教長老。2008年、スリランカの国立スリジャヤワルダナプラ大学で、学士号(優等学位)を取得。最優秀賞を受賞。2015年、博士号を取得。
カナダに渡り、ブリティッシュコロンビア大学で4年間、仏教チャプレンを務め、さらにヴィクトリア大学で教鞭を執る。
現在、カナダのオタワ・テーラワーダ・ブッディストヴィハーラに在住。
カナダを中心に、イギリスのケンブリッジ大学、アメリカ、マレーシア、タイ、スリランカの大学や寺院で、講義や法話をおこなっている。
著書に『幸せへの鍵:慈経(Metta Sutta)に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』『妄想の対処法―認識プロセスを観察し、妄想ループを断ち切る:蜜丸経(Madhupiṇḍika Sutta)』『新しい生き方を切り拓く7つの実践:小業分別経(Cūlakammavibhanga Sutta)』『業(カルマ)は直線ではないー生き方を変えられるのは、いま:大業分別経(Mahākammavibhanga Sutta)』『新型コロナウイルスへの不安と恐れを乗り越える8つのポイント』『රතන සූත්‍රයේ පදගතාර්ථ සහ විවරණ: Ratana Sutta: Text, Word-to-word Meaning, Translation, and Explanations』(Sukhi Hotu), 英語の著書や論文に “A Critical appraisal of the contribution of Germany and France to Sanskrit studies” “An Annotated Translation Into English Of Ratnamālāvadāna With A Critical Introduction” などがある。

法話(英語)Youtube:https://www.youtube.com/patisota

2019-07-22

勉強会のお知らせ(twitterより)


グナラタナ長老の「エイト・マインドフル・ステップス」をテキストに、八正道を学んでいく勉強会です。よろしければ、ぜひご参加ください。

2019-05-18

業は直線ではない―生き方を変えられるのは、いま:『マハーカンマヴィバンガ・スッタ(大業分別経)』


すでにやってしまった行為を過去に戻って取り消すことは、私たちにはできません。いくら悔やんだり、悩んだりしても、やった出来事をなかったことにすることはできません。

それなら、どうすればよいのでしょうか? 苦しみの報いを受けるしかないのでしょうか?
ブッダはその解決策を教えてくださっています。


業は直線ではない:生き方を変えられるのは、いま(大業分別経)
業は直線ではない―生き方を変えられるのは、いま


それは、「いま最善を尽くして、善い行為をすること」です。
過去はもう戻ってきません。将来はどうなるのかわかりません。でも、いまの瞬間なら、その条件の中で、ある程度はどのようにでもできるのです。

この経典では、「業(行為と結果の現れ方)は直線ではない」ということが説かれています。

もし業が直線なら、過去におこなった悪行為にたいして、私たちはもうどうすることもできません。苦しみの報いを受けるしかないでしょう。

でも幸い、業は直線ではありません。あらゆるものごとは無常であり、変化しています。

チャンディマ長老は、だからこそ、ブッダが説いた「業の複雑性」を理解して、常に正見を保ち、いまを最善に生きるよう、強くすすめてくださっています。

結局のところ、私たちが今後どうなるのか、どう死ぬのか、どこに生まれ変わるのかということは、いまをどう生きるのかにかかっているのでしょう。

本書は、過去のことに左右されず、いま心を清らかにし、正見を持って、「道」を前向きに歩んでいくことについて説いた、チャンディマ・ガンゴダウィラ長老による経典解説講義の日本語訳です。

2019-04-08

【お知らせ】八正道勉強会