2021/03/11

ありがとうございます

ありがとうございます。とても励みになります。
いろいろ不慣れなところがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。


 

2021/03/07

慈悲の瞑想で何を育てるのか?

 

Bhante Dr. Gangodawila Chandima チャンディマ長老



3月6日開催「朝のお経と慈悲の瞑想」の会のあと、
「慈悲の瞑想の文言が違うのはなぜでしょうか?」というご質問をいただきました。

おそらく同じような疑問を持たれた方もいらっしゃると思い、シェアさせていただきます。

3月6日に実践したのは、北米で主に実践されている慈悲の瞑想の一部です。(グナラタナ長老も使われ著書で紹介しています)


チャンディマ長老のご回答です。

国によって言葉は違いますし、慈しみの表現の仕方は人それぞれです。言葉はそれほど重要ではないんですね。言葉の奥のものが大事なんです。

慈悲の瞑想によって何を育てるのかというと、「慈悲の心」です。「幸せでいたい」という想いは、みな共通して持っているものです。ですから自分にも他者にも「悩み苦しみなく、幸せでありますように」という想いや思考を育てていくんです。

言葉は表面的なものですから、言葉にあまり引っ掛かる必要はありません。

自分の心に慈悲が育つよう、やすらぎを感じるような言葉を見つけて、その想いを持って瞑想したり、日常の生活を送ることが大切なんです。

バンテ・チャンディマ


生きとし生けるものが幸せでありますように


2021/02/28

朝のお経と慈悲の瞑想




チャンディマ長老による「朝のお経と慈悲の瞑想」オンラインzoomで開催いたします。
3月6日(土曜日)9:00から30分ほど(状況により延びます)。

朝のひとときを、お経と慈悲の瞑想ですごしませんか?
どうぞお気軽にご参加ください。

■ 朝のお経と慈悲の瞑想
・三帰依五戒・仏法僧の徳(Vandanā)
・慈経(Karanīya Metta Sutta)などいくつかのお経
慈悲の瞑想易しい英語で行われ、日本語訳が付きます)
祝福のお経・廻向など
・ミニ法話(各お経にどんな意味があるのかを簡単に解説します)

■ 指導 チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(Bhante Dr. Gangodawila Chandima)

■ 日時 2021年3月6日(土)9:00から

■ 申し込み
下記フォームからお申込みください(3月5日まで)。ミーティングIDとパスコードを、3月5日までに申し込み時のメールアドレスにお送りいたします。参加フォーム https://forms.gle/bKbqFpDSZbv1x53WA



■ 参加費:ご喜捨
チャンディマ長老の活動支援・お布施をされたい方は、サポートからお願いいたします。

2021/02/16

ありがとうございます

まるっとさん、ありがとうございます。

 

 

2021/02/06

「コンパッション(慈悲)」法話会:Buddhism Class for Beginners


「コンパッション(慈悲)」法話会をオンラインで開催いたします。講師は、カナダで活躍されているチャンディマ・ガンゴダウィラ長老(Bhante Gangodawila Chandima)です。

第1回は、「自己愛と慈しみ:マッリカー経」です。慈しみを段階的に育て、広げていく方法を、一緒に学んでみませんか?

法話は易しい英語で行なわれ、日本語通訳が入ります。
よろしければ、ぜひご参加ください。

■ コンパッション(慈悲)
第1回 自己愛と慈しみ:マッリカー経

■ 講師 チャンディマ・ガンゴダウィラ長老
(通訳 出村佳子)

■ 日時
2021年2月11日(木曜日/祝日) 9:00〜10:00

■ 申し込み
2月10日18時までに下記参加フォームからお申込みください。2月10日夜までにミーティングIDとパスコードを、申し込み時のメールアドレスにお送りいたします。



■ 参加費:ご喜捨
チャンディマ長老の活動支援・お布施をされたい方は、サポートページからお願いいたします。


■ Zoomオンライン開催です。本名とビデオON(お顔出し)でのご参加をお願いいたします。

みなさまのご参加をお待ちしております。


テーラワーダ仏教長老。
2008年、スリランカの国立スリジャヤワルダナプラ大学で、学士号(優等学位)を取得。最優秀賞を受賞。2015年、博士号を取得。
カナダに渡り、ブリティッシュコロンビア大学で4年間、仏教チャプレンを務め、さらにヴィクトリア大学で教鞭を執る。
現在、カナダのオタワ・テーラワーダ・ブッディストヴィハーラに在住。カナダを中心に、イギリス、アメリカ、マレーシア、タイ、スリランカの大学や寺院で、講義や法話をおこなっている。

著書に『幸せへの鍵:慈経(Metta Sutta)に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』『妄想の対処法―認識プロセスを観察し、妄想ループを断ち切る:蜜丸経』『新しい生き方を切り拓く7つの実践:小業分別経』『業(カルマ)は直線ではないー生き方を変えられるのは、いま:大業分別経』, 英語の著書や論文に “A Critical appraisal of the contribution of Germany and France to Sanskrit studies” “An Annotated Translation Into English Of Ratnamālāvadāna With A Critical Introduction” などがある。


生きとし生けるものが幸せでありますように

2021/01/23

今日1日、善い心で穏やかに


輪廻の危険からの続き

だからといって、来世、どのような身体(境遇)で生まれるのか、無闇に恐れることはありません。

今日1日、気づきを保ち、善い心で穏やかにすごすようにするのです。これを、次の日も次の日も続けていくだけ……。

そうすれば、結果はおのずと善きもの(心の安穏)になるでしょう。

生きとし生けるものの苦しみがなくなりますように

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 『身体の苦しみの手放しかた:ナンディウィサーラ経』チャンディマ長老│刊行にあたってより

『身体の苦しみの手放しかた:ナンディウィサーラ経』チャンディマ・ガンゴダウィラ長老



2021/01/22

輪廻の危険

『身体の苦しみの手放しかた:ナンディウィサーラ経』チャンディマ・ガンゴダウィラ長老


煩悩があるかぎり、心は身体を作り出し、輪廻転生をつづけます。

来世、どのような身体になるのか、私たちには知ることができません。神々の身体かもしれませんし、虫や動物の身体かもしれません……。

しかし、美しい身体であれ、そうでない身体であれ、どんな身体であれ、生まれたものはみな、老いと病気と死が、必ず付いてきます。「生」から老いと病気と死を切り離すことは、だれにもできません。

したがって、苦しみから逃れたい人は、この危険な輪廻転生(saṃsāra)を終わらせる必要があるのです……。(続きます)


生きとし生けるものの苦しみがなくなりますように

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老 『身体の苦しみの手放しかた:ナンディウィサーラ経』刊行にあたって(ブログ)より



2021/01/15

身体の苦しみの手放しかた:輪廻からの解放へ:「ナンディウィサーラ経」


老いや病気、痛み、死など、さまざまな苦しみをもたらす私たちの身体。その苦しみを乗り越える方法とは?

身体を有効に使い、苦しみを解き放つ〈気づき〉と〈智慧〉の実践。


『身体の苦しみの手放しかた:輪廻からの解放へ:ナンディウィサーラ経』チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)が出版されました。


身体があるかぎり、老いや病は私たちにいつでもつきまとい、苦しみをもたらします。

どんな人も、1日1日歳をとり、「老い」ていきます。

かぜをひいたり、熱が出たり、あちこち痛んだりなど「病気」になることもあります。ケガをすることもあります。

最終的に、身体は壊れます。心臓が止まり、呼吸が止まり、機能がすべて停止します。これが、「死」というものです。

老いて、病気になり、死を避けることは、だれにもできません。これらはどこから生じるのでしょうか?

身体です。すべて身体から生じるのです。

では、この身体とどのようにつきあっていけばよいのでしょうか? 身体がもたらす苦しみから逃れることはできるのでしょうか?(本文より) 


 ■ 目 次 


はじめに 「老い・病気・死」をもたらすもの


第1章 どうすれば、身体の苦しみから逃れられるのか?:ナンディウィサーラ神の問い

身体の「4つの車輪」

身体の「9つの門」

欲に結ばれている

泥土から生じた身体

どうすれば、ここから脱出できるのか?


第2章 苦しみからの脱出

綱と革紐を断ち切る

欲と貪りを断ち切る

渇愛を根もとから引き抜く

苦しみから脱出できる


第3章 身体の苦しみの手放しかた:仏教の「身体へのアプローチ」

身体への執着から離れる

身体を有効に使う

身体を「気づき」の対象にする


第4章 互いに依存し合う「心」と「身体」

心と身体(五蘊)のはたらき

身体の苦しみを解き放つ


Nandivisāla Sutta (ナンディウィサーラ経)

著者紹介


■著者紹介

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老
Ven. Dr. Chandima Gangodawila

プロフィールと書籍はこちら(画像クリック)でご覧いただけます。


チャンディマ・ガンゴダウィラ長老の電子書籍「Sukhi Hotu出版」

※本書は、2020年2月17日にカナダのオタワで開催された、チャンディマ・ガンゴダウィラ長老による法話 「Releasing the Rebirth Body (yātrā): A Guide to Buddhist Soteriology | Nandivisāla Sutta」の日本語訳(初出『Patipadā パティパダー』誌、2020年6月号から9月号連載)に、カルガリーで開催された法話「The Four Applications of Mindfulness (Satipaṭṭhāna) 」をあわせ、新たな一冊として翻訳刊行したものです。