2026/03/28

他人の人生を基準にしない『喜び〈Mudita〉ー 他人の幸せを喜ぶ人は幸せになる』より

    

第7章 喜びを感じる練習――日常生活の中で」より


他人の人生を基準にしない


嫉妬する人の多くは、「なぜ他人は幸せで、自分は不幸なのか」と考えがちです。


でも、人生は人それぞれで、同じ人生を送っている人はいません。みな異なります。これは美しいことでもあります。


もし、みながみな、それぞれの分野において同じレベルだったらどうでしょうか?


つまらないですし、社会は成り立ちませんね。


ですから、他人の人生を基準にして自分の人生を評価しないようにしてください。

比べたり判断したりするのをやめるのです。

 

なぜなら一見、成功しているように見えたとしても、その人がほんとうに成功しているのかどうか、ほんとうに幸せなのかどうかは、わからないからです。


若くして昇進しても、もしかすると責任が増えすぎてストレスを感じているかもしれません。

何かでトップになったとしても、プレッシャーにさいなまれ、悩んだり心配したりして夜眠れずにいるかもしれません。

他人のことはわからないものです。


そこで他人ではなく、自分自身に目を向けてください。

自分にできること、得意なこと、上手なこと、得ているもの、持っているものに目を向けるのです。

そして、それを活かしていくようにしてください。

他人と自分とを比べないとき、幸せを感じることができるでしょう。


喜び〈Mudita〉 ー 他人の幸せを喜ぶ人は幸せになる:嫉妬の手放し方より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)


Sabbe sattā bhavantu sukhitattā

2026/03/20

自分中心に見ない『ウペッカー〈こころの平穏〉偏見を超え、客観的に見る智慧』より

  

5 自分と他人を理解する


自分中心にものごとを見ない


まず、ものごとを自分中心にとらえないことです。

落ち着いて客観的に観察するようにしてください。

その力を養うことが大切です。


また、なんでもかんでも自分のこととして受けとるのをやめ、

必要なものだけを受けとるようにしてください。


世の中にはネガティブな情報や 役に立たない情報、

暴力的な情報もたくさんありますね。


あれもこれも自分のこころに引き入れて、

問題を増やさないよう気をつけてください。


『こころの平穏 - ウペッカー〈upekkhā〉
 偏見を超え、客観的に見る智慧』

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】

Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā

2026/03/14

忙しくしすぎない(appakicco)『慈経に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』より

  

⑨忙しくしすぎない(appakicco)」より


頭のなかもシンプルに


また、何もしていないのに頭のなかであれこれ考えて忙しくしている人もいます。


すべきことにあまり身を入れず、人生をよりよいものにしようともしていないのに、ただ「あれをしなければ、これをしなければ」と考えて、頭のなかだけで忙しくしているのです。



日常生活であれ、頭のなかであれ、ブッダは「忙しすぎることは善行為をする妨げになる」とおっしゃいました。



もし、「善行為をするのに忙しい」と言うなら、それは悪いことではありません。



ただ、その場合でも、執着しないよう気をつけなければなりません。



執着することなく淡々と善行為をしていれば、そのときは忙しいというよりも、心に喜びや充実感を感じるでしょう。


「ブッダが説いた〈15の善い習慣〉
『慈経に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】



Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā