2026/06/06

自分への慈しみ:『自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』より

 

「第2章 自己への慈しみを育てる5つのステップ」より


「愛」ということに関して、多くの方は他の人を愛そうとしますが、実際はなかなかうまくいきません。


愛するどころか、逆にストレスがたまったり、いらだったり、落ち込んだりしているようです。


なかには、「こんなに愛しているのに……」「こんなに尽くしているのに……」と疲れ果てて自分を傷つけてしまう人もいるほどです。


だからこそブッダは私たちに、
「他人を愛そうとする前に、まず自分を慈しんでください」
とおっしゃったのです。


では、「自分への慈しみ」を育てるには、どうすればよいのでしょうか?
5つのステップをご紹介いたしましょう。


自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】

Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā

2026/05/30

言葉を生みだす2つの思考『正語〈正しい言葉〉―八正道➂ 』より

 

  

『第3章 言葉と思考より


Vitakka(ヴィタッカ)は「尋」と訳され、対象にこころを向ける/乗せる働きをします。

対象とのあいだに橋をかけ、こころと対象を結びつける働きをするのです。


Vicāra(ヴィチャーラ)は「伺」と訳され、ヴィタッカの後に続いて生じ、対象をつかまえている働きをします。

ヴィタッカでこころが対象に向けられた後、その対象について持続して思考する働きをするのです。


たとえるなら、飛んでいるミツバチが花にとまるのが「ヴィタッカ」、

その花に留まって蜜を吸ったり、花の周りを飛びまわったりするのが「ヴィチャーラ」です。



「言葉を生みだす2つの思考

正語〈正しい言葉:Sammā Vācā〉
~幸・不幸をつくる言葉の法則 ― 八正道➂より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】


Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā

2026/05/23

言葉をつくるのは思考『正語〈正しい言葉〉―八正道➂ 』より


  

『第3章 言葉と思考より


「言葉」をつくるのは「思考」


話を先に進めましょう。

私たちが理解すべきことは、

「話す〈言葉〉は〈思考〉から生じている」

ということです。


どのような思考が働いているのでしょうか?


その働きは2つあります。

◎ vitakka(ヴィタッカ:尋)

vicāra(ヴィチャーラ:伺)

です。


言葉の行為(語行:vacī saṅkhāra)とは何かということについて、
『中部経典』にはこのようにあります。


Pubbe kho, āvuso visākha, vitakketvā vicāretvā pacchā vācam bhindati, tasmā vitakkavicārā vacīsaṅkhāro.


友、ヴィサーカよ、
(人は)先に尋思し、伺察して、
後に、言葉を発します。
それゆえ、
尋(vitakka)と伺(vicāra)が語行なのです。


「言葉をつくるのは思考
正語〈正しい言葉:Sammā Vācā〉
~幸・不幸をつくる言葉の法則 ― 八正道➂より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】


Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā