2021-01-15

【新刊】身体の苦しみの手放しかた:輪廻からの解放へ:「ナンディウィサーラ経」


老いや病気、痛み、死など、さまざまな苦しみをもたらす私たちの身体。その苦しみを乗り越える方法とは?

身体を有効に使い、苦しみを解き放つ〈気づき〉と〈智慧〉の実践。


『身体の苦しみの手放しかた:輪廻からの解放へ:ナンディウィサーラ経』チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)が出版されました。


身体があるかぎり、老いや病は私たちにいつでもつきまとい、苦しみをもたらします。

どんな人も、1日1日歳をとり、「老い」ていきます。

かぜをひいたり、熱が出たり、あちこち痛んだりなど「病気」になることもあります。ケガをすることもあります。

最終的に、身体は壊れます。心臓が止まり、呼吸が止まり、機能がすべて停止します。これが、「死」というものです。

老いて、病気になり、死を避けることは、だれにもできません。これらはどこから生じるのでしょうか?

身体です。すべて身体から生じるのです。

では、この身体とどのようにつきあっていけばよいのでしょうか? 身体がもたらす苦しみから逃れることはできるのでしょうか?(本文より) 


 ■ 目 次 


はじめに 「老い・病気・死」をもたらすもの


第1章 どうすれば、身体の苦しみから逃れられるのか?:ナンディウィサーラ神の問い

身体の「4つの車輪」

身体の「9つの門」

欲に結ばれている

泥土から生じた身体

どうすれば、ここから脱出できるのか?


第2章 苦しみからの脱出

綱と革紐を断ち切る

欲と貪りを断ち切る

渇愛を根もとから引き抜く

苦しみから脱出できる


第3章 身体の苦しみの手放しかた:仏教の「身体へのアプローチ」

身体への執着から離れる

・身体の32の部分の観察

身体を有効に使う

身体を「気づき」の対象にする

・呼吸への気づき

・姿勢への気づき

・動作への気づき

・感覚への気づき


第4章 互いに依存し合う「心」と「身体」

心と身体(五蘊)のはたらき

身体の苦しみを解き放つ


Nandivisāla Sutta (ナンディウィサーラ経)

著者紹介


■著者紹介

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老
Ven. Dr. Chandima Gangodawila

プロフィールと書籍はこちら(画像クリック)でご覧いただけます。


チャンディマ・ガンゴダウィラ長老の電子書籍「Sukhi Hotu出版」

※本書は、2020年2月17日にカナダのオタワで開催された、チャンディマ・ガンゴダウィラ長老による法話 「Releasing the Rebirth Body (yātrā): A Guide to Buddhist Soteriology | Nandivisāla Sutta」の日本語訳(初出『Patipadā パティパダー』誌)に、カルガリーで開催された法話「The Four Applications of Mindfulness (Satipaṭṭhāna) 」をあわせ、新たな一冊として翻訳刊行したものです。




2021-01-06

多くのお坊様を支え育てたチャンディマ長老のおばあ様


多くのお坊様を支え育てた、チャンディマ長老のおばあ様のご葬儀


享年100歳。4年前、チャンディマ長老がスリランカに一時帰国されていたとき、おばあ様がご自宅で亡くなられました。亡くなる少し前まで意識がしっかりしており、チャンディマ長老やご家族に言葉をかけられていたとのことです。
ご家族に囲まれたなか、静かに息を引きとりました。


ご葬儀には、大勢のお坊様と大勢の在家の方がご参列。多くのお坊様を支え育て、仏教に大きく貢献された、すばらしい方だったことがわかります。


チャンディマ長老のおばあ様が、涅槃のやすらぎに達しますように🙏


2021-01-02

一瞬一瞬を大切にし……

 

2020-12-28

自分を救えるのは自分自身

 

2020-12-20

肯定的な意味での自己




だれにとっても自己は貴重なものです。
自己といっても、これは利己的で我儘で自分勝手な自己ではありません。

心を成長させ、清らかにし、さらに他者を助けるための自己です。

この、肯定的な意味での自己を、私たちは丁寧に育てていかなければならないのです。


2020-12-08

SELF-COMPASSION: How to Tame Your Inner Critic and Amplify Your Spiritual Health






■ Contents

Acknowledgements
List of Abbreviations
Introduction


Part 1 What Is Self-Compassion?

Mallikā Sutta

Who Do You Love More?

Those Who Love Themselves

Do Not Harm Others

  1.  Being True to Yourself
  2.  Turn Your Attention from Yourself to Others
  3.  Shift from Self-Compassion to the Compassion for Others

The Golden Rule of Buddhism


Part 2 Five Steps to Cultivate

Self-Compassion

  • Be Compassionate to Yourself
  • Choose Loving-Kindness, Not Anger
  • Stop Comparing Yourself to Others
  • Be Positive
  • Keep Your Meditation Practice on Track


Part 3 Empathy


Part 4 From Self (attā) to Non-Self (anattā)

The Positive Side of Self (attā)

Who Seeks Transformation?

Unpacking Desire in Saṃsāra

Why Non-Self?

Transform Self into Non-Self


Part 5 Self-Dependence

Three Verses that Showcase the Strength and Nurturing Power of Self

  • Do It Now, Do Not Wait
  • What Protects You from Saṃsāra?
  • Never Give up on Your Purpose


Part 6 Self (attā) for Personal Spiritual Growth

Take Care of Both You and Others

Cultivate Your Mind

2020-12-06

なぜ「無我」なのか?




業(kamma)は、毎秒毎秒、毎瞬毎瞬たくわえられ、処理され、変化しつづけています。このことからも、「固定した実体は存在しない」ということがおわかりになるでしょう。

つねに変化し、変わりつづけているプロセスにありますから、「これこそ私だ」「私のものだ」とつかむことのできるものはどこにもないのです。





自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』 チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)


生きとし生けるものが幸せでありますように

2020-11-28

苦しみをなくすためには……


『自己愛から慈しみへ、我から無我へ』チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)


苦しみをなくすためには、戒律(sīla)とサマディ(samādhi)と智慧(paññā)を育てなければなりません。育てるためには、実践しなければなりません。だれが実践するのでしょうか?

「私」です。「私」をとおして、みずから実践し、精進しなければならないのです。

だからといって、そこに変化しない固定した「私」が存在するわけではありません……。