人は誰でも自分なりの「見方」を持っています。
言い換えれば、偏見や先入観、固定観念といった「自分を中心としたフィルター」を通して世界を見ているということです。
さらに、「自分が見ている世界こそが真実であり、正しい」とも思っています。
そこからさまざまなトラブルが起こるのです。
実際のところ、ものの見方は人それぞれです。
自分の見方と隣の人の見方は違います。親の見方も、子どもの見方も、兄弟の見方も、自分の見方とは違います。
人はみな、それぞれ自分の見方で世の中を認識しているのです。
誰ひとり、自分とピッタリ同じ認識をしている人はいません。
ですから、自分が見ているように他人は見ていませんし、自分が感じているように他人は感じていません。
ひとりひとり見ている世界や感じている世界は違うのです。

正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉
ありのままに見る智慧―八正道 ①
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā
.jpg)



