2026/07/11

思考を育てる『正思惟〈Sammā Sankappa〉:欲・怒り・害意の手放し方―八正道②』


第2章 正思惟を育てるには?より


「正思惟」を育てるためにはどうすればよいのでしょうか?


それは、まず自分の思考に気づくことです。


自分の思考がどんな状態なのか? 


何を考えているのか? 


どんな思考や感情が生まれているのかを観察してみましょう。


もしその中で悪い思考や感情があれば、それを手放していきます。


欲や怒り、害意がこころに生まれたら、すぐにそれに気づくようにしてください。


気づくことによって、そこから離れられるのです。


正思惟〈正しい思考:Sammā Saṅkappa〉
欲・怒り・害意の手放し方―八正道 ② より
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】

Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā


2026/07/04

8つの苦しみ(dukkha)『正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉―八正道 ① 』より


 第1章 苦しみから解放される道「八正道」より


生きることには苦しみや不満がつきものです。

苦しみにはまず、「生」「老」「病」「死」の4つの苦があります。

 

さらには

「愛する人と別れる苦しみ」

「嫌いな人に会う苦しみ」

「求めるものが得られない苦しみ」

「五蘊がある苦しみ」

があります。


よく観察してみれば、人生は苦しみや不満の連続だということがわかるでしょう。


生きているかぎり、この苦しみからは、逃げることも避けることもできません。


生きているあいだ、苦しみはずっとつきまとってきます。


苦しみを経験することなく生きることはできないのです。


では、こうした苦しみの原因は何でしょうか?

なぜ、苦しみが生じるのでしょうか? 


それは、こころに渇愛があるからです

渇愛が、さまざまな苦しみや不満を引き起こすのです。


正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉―八正道 ① チャンディマ長老
正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉
ありのままに見る智慧―八正道 ①

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】


Sabbe sattā bhavantu sukhitattā


2026/06/06

自分への慈しみ:『自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』より

 

「第2章 自己への慈しみを育てる5つのステップ」より


「愛」ということに関して、多くの方は他の人を愛そうとしますが、実際はなかなかうまくいきません。


愛するどころか、逆にストレスがたまったり、いらだったり、落ち込んだりしているようです。


なかには、「こんなに愛しているのに……」「こんなに尽くしているのに……」と疲れ果てて自分を傷つけてしまう人もいるほどです。


だからこそブッダは私たちに、
「他人を愛そうとする前に、まず自分を慈しんでください」
とおっしゃったのです。


では、「自分への慈しみ」を育てるには、どうすればよいのでしょうか?
5つのステップをご紹介いたしましょう。


自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】

Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā