ブッダが教えた「喜びのこころ」とは?
喜びと充実感がこころに広がりますように😊🙏
よろしければ、ぜひご一読ください。
あなたは、他人の幸せや成功を素直に喜べますか?
もしそうだとしたら、あなたは幸せな人です。
しかし一般的に、多くの人は周りの人の幸せを見ると、どこかで嫉妬や不満、いらだちを感じてしまうものです。これは誰のこころにも潜んでいる苦しみをもたらすネガティブな感情です。
嫉妬は、自分のこころを貧しくし、不安や恨みを引き起こします。人間関係は悪くなり、対立や孤立が生まれます。嫉妬は苦しみを生み出すのです。
一方、他人の幸せを喜ぶことは、自分のこころを豊かにし、感謝や慈悲の気持ちを育てます。人間関係も良好になり、信頼や協力が生まれます。当然ストレスや不安は減っていくでしょう。
この本では、ブッダが教えた喜びの育て方と嫉妬の対処法、実践するためのヒントをわかりやすく紹介しています。
自分に合うものを選び、できるところから実践してみるとよいでしょう。
こころにわき起こってくる嫉妬に上手に対処し、喜び(muditā)を育てることによって、こころに穏やかさが広がるのが実感できるでしょう。
「他人の幸せを喜べば、自分も幸せになる」――この本が、そんなシンプルで深い智慧を見いだす1冊になれば幸いです。
(「はじめに:ブッダが教えた喜び〈muditā〉」より)
目 次
はじめに ブッダが教えた喜び〈muditā〉
第1章 幸せをもたらす4つのこころ
第2章 2つの喜び
ピーティ(pīti)
ムディター(muditā)
第3章 他者の幸せを喜ぶ「ムディター」
人の幸せを喜べない?
なぜ、ムディターを育てるのか?
第4章 喜びを奪う嫉妬
嫉妬は怒りの仲間
なぜ、嫉妬が生まれるのか?
嫉妬は似たもの同士のあいだで生まれる
嫉妬の2つの顔
第5章 嫉妬への3つの対処法
1 正見で「業(kamma)」を理解する
2 人は皆それぞれ――長所を活かす
3 嫉妬を手放す4つのステップ
第6章 喜び(ムディター)の瞑想
基準点は「自分」
喜び(ムディター)の瞑想対象は?
ライバルの成功を喜ぶと、こころがラクになる
第7章 喜びを感じる練習――日常生活の中で
自分には見えないところ
小さな喜びを見つける
他人の人生を基準にしない
人間性を高める材料
おわりに:他者の幸せを願う智慧
著者紹介
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老
Ven. Dr. Chandima Gangodawila
12歳のとき出家。スリランカの国立スリジャヤワルダナプラ大学で学士号(優等学位)を取得。最優秀賞受賞。博士号を取得。
カナダに渡り、ブリティッシュコロンビア大学で4年間、仏教チャプレンを務め、ヴィクトリア大学で教鞭を執る。
現在、欧米、マレーシア、シンガポール、タイ、インド、スリランカの大学や寺院で、講演や法話をおこなう。
日本でもオンライン法話会や瞑想会を開催。
タイ国立マハーチュラロンコーンラージャヴィドゥャ大学発行『国際仏教ジャーナル誌』(査読付き)の英語エディター。
◎ブログ:Paṭisota ▸ https://patisota.blogspot.com
◎法 話:Youtube Channel ▸ https://www.youtube.com/patisota
◎オンライン法話会&書籍 ▸ https://sukhi-hotu.blogspot.com/2019/07/ven-chandima.html