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2022/12/18

四聖諦:四つの聖なる真理 ③「アチャン・チャー法話」




では、経典に書かれていないダンマをお話ししましょう。
多くの人は経典を読んでいますが、ダンマを見ていません。
重要なポイントを見過ごしているか、あるいは理解していないのです。

2022/12/06

四聖諦:四つの聖なる真理 ②「アチャン・チャー法話」


四聖諦――四つの聖なる真理  からの続き


ブッダの教えのなかに、無我の瞑想があります。
「これは私ではない」「私のものではない」と観察することです。


しかし、人はたいてい「私」という思考に執着しているため、無我を観察したがりません。これが苦しみをもたらすのです。

2022/12/01

四聖諦:四つの聖なる真理 ①「アチャン・チャー法話」

 

アチャン・チャー法話
32)四聖諦―
―四つの聖なる真理 ①


一九七七年、イギリスのカンブリア州、マンジュシュリー協会で説いた法話。


さて、私は長年ブッダの教えを説いてきましたが、私も私なりにいろいろ苦労を重ねてきました。現在、私の僧院ワット・パー・ポンの別院が四〇ほどありますが、今日になっても、瞑想を学びに来る人のなかには教えるのがむずかしい人がいます。


瞑想法を知っていても瞑想しない人もいれば、瞑想法を知らないだけでなく、見いだそうともしない人もいます。このような人にたいして、私はどうすればよいのかわかりません。


どうして人はこうなのでしょうか? 無知でいることはよいことではありません。そのように話しても、いっこうに耳を傾けません。これ以上、私に何ができるでしょうか。

2019/02/24

【重版】『マインドフルネスの原点』


★当ブログにて少しずつ公開していきます。

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私たちの身体は不安定であり、絶えず変わり続けています。髪は変化し、爪は変化し、歯は変化し、皮膚は変化しています。あらゆるものが変化しています。心も、常に変化しています。したがって、心は……

アチャン・チャー法話集2巻 マインドフルネスの原点 出村佳子訳

2月にアチャン・チャー法話集 第二巻 『マインドフルネスの原点』が重版になり、第2刷になりました。読んでいただけて、よかったです。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

2019/02/11

『智慧への道』気づきと正知による心の観察


★このブログにて少しずつ公開していきます。

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『アチャン・チャー法話集』全3巻をすべて訳し終えられたことに、いま、ほっとしております。肩の荷がおりました。

2008年より数年間、『Patipada』にてアチャン・チャー法話の翻訳を始め、その後、出版社より翻訳出版のお話をいただきました。

長年、アチャン・チャーの法話に触れてきました。

このように続けてこられたのも、読んでくださる皆さまの、あたたかいお声かけと励ましがあったからこそです。

この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。


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【新刊のお知らせ】

智慧はどのように現れ、私たちを覚りに導くのでしょうか?

アチャン・チャー法話集 第三巻『智慧への道――気づきと正知による心の観察』が刊行されます。

智慧と思考の関係は? 正見とは? 無執着とは? など、第三巻には "智慧" に関する法話が収められています。よろしければ、ぜひその智慧に触れてみてください。



アチャン・チャー法話集 第三巻『智慧への道―気づきと正知による心の観察』アチャン・チャー著、出村佳子訳
アチャン・チャー法話集 第三巻
『智慧への道――気づきと正知による心の観察』


1970 年代から80 年代初頭にかけて、アチャン・チャーが、タイやイギリスの出家者・在家者に語った法話の中から、珠玉の16 法話を収録。
20 世紀を代表するタイ森林派の名僧は、出会った人々の心に寄り添い、その瞬間ごとにダンマを説かれてきました。
ものごとをあるがままに見ること、そして、無執着の実践をくり返し強調し、苦しみを滅する道を指し示してきた賢者の智慧に触れる一冊


目 

23 「観察」とは何か?
24 ダンマの性質
25 コブラを扱うように
26  心の「中道」
27 やすらぎを超えて
28 「世俗」と「解脱」
29 変わらないものはない
30 正見――落ち着きの場
31 本当の家
32 四聖諦―四つの聖なる真理
33 「トゥッチョー・ポーティラ」中身のない長老
34 聖者の基準―「確かなものはない」
35 静かに流れゆく川
36 超越
37 「無条件」へ
38  エピローグ
用語解説、注、出典
訳者あとがき
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生きとし生けるものが幸せでありますように

2017/12/01

アチャン・チャー

★当ブログにて少しずつ公開していきます。

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アチャン・チャー法話集

【新刊】2月下旬発売


智慧への道  気づきと正知による心の観察  アチャン・チャー著  出村佳子訳



”智慧”はどのように現れ、私たちを覚りに導くのか?

ものごとをあるがままに見ること、そして、無執着の実践を繰り返し強調し、苦しみを滅する道を指し示してきた賢者の智慧に触れる一冊


仏法の真髄をわかりやすく説いた
タイの高僧による智慧の言葉


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アチャン・チャー法話集2巻 マインドフルネスの原点 出村佳子訳

心の静寂を育てるサマタ瞑想から、ものごとの本質をあるがままに見るヴィパッサナー瞑想まで。
すべての瞑想実践者に贈る、タイ森林僧の教え。





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アチャン・チャー法話集1巻 戒律 出村佳子訳


”心というものは、もともと揺れ動かず、
穏やかなものです。ちょうど一枚の葉が静止しているかのように――。風が吹くと、葉は揺れ動きます。心が揺れ動くのも、心が感覚や感情にとらわれ、そのあとを追いかけるからです。あとを追いかけなければ、揺れ動くことはないのです。”


タイの森林派僧侶として高名なアチャン・チャーの法話を厳選して編集した『Food for the Heart』の日本語訳、第一巻。


Part1 戒律――道徳と感覚の制御

・「心」について
・ ブッダダンマの道
1 ダンマとともに歩む
2 善い心を育てる
3 感覚との接触――智慧の源泉
4 律(ヴィナヤ)の理解
5 スタンダードを保つ
6 なぜ、ここにいるのか?
7 欲の激流
8 二つの道〔世俗の道と世俗を超える道〕





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アチャン・チャー(Ajahn Chah)



1918年生まれ。タイ出身の高僧。偉大な賢者として、幸福を探究する世界中の人々から敬愛されている。森林派の僧院ワット・パー・ポンと外国人修行者のための国際森林僧院ワット・パー・ナナチャットを、タイに設立。その後、欧米でも仏教の伝道に尽力し、現在では世界中に200以上もの分院がある。1992年、逝去。翌年におこなわれた葬儀には、タイ皇族を含め、100万人以上もの人が参列。在世中に説いた法話は、多数の言語に翻訳されている。
(『アチャン・チャー法話集』プロフィールより)


2017/09/06

疑念が生じたとき


疑念が生じたときには、何もしないことだ。はっきりわからないことがあれば、話したり、行動したりしてはならない。
たとえば、ある行為がよいか悪いか、はっきりわからないときには、何もしないほうがよい。制御を保ちなさい。

アチャン・マン(アチャン・チャーの師)

アチャン・チャー


 Sabbe sattā bhavantu sukhitattā


2017/08/18

心の静寂と気づきの瞑想

アチャン・チャー法話集2巻 マインドフルネスの原点 出村佳子訳




私たちの身体は不安定であり、
絶えず変化し続けています。
髪や毛は変化し、爪は変化し、
歯は変化し、皮膚は変化しています。
あらゆるものが変化しているのです。


心も、常に変化しています。
したがって、心は「私」でも、実体でもありません。
実体があるかのように思うかもしれませんが、
本当は「私」ではありません。



アチャン・チャー法話集 第二巻 



アチャン・チャー関連記事







2016/08/22

アチャン・チャー法話集 目次

第1巻 戒律

心というものは、もともと揺れ動かず、
穏やかなものです。
ちょうど一枚の葉が静止しているかのように――。
風が吹くと、葉は揺れ動きます。
心が揺れ動くのも、心が感覚や感情にとらわれ、
そのあとを追いかけるからです。
あとを追いかけなければ、
揺れ動くことはないのです。

*** 目 次 *** 

本書によせて ジャック・コーンフィールド
はじめに アチャン・アマロー(英国アマラワティ僧院僧院長)

●   「心」について
   ブッダダンマの道

Part1 戒律――道徳と感覚の制御

1  ダンマとともに歩む
2  善い心を育てる
3  感覚との接触――智慧の源泉
4  「律」(ヴィナヤ)の理解
5  スタンダードを保つ
6  なぜ、ここにいるのか?
7  欲の激流
8  二つの道〔世俗と出世間の道〕

用語解説


2016/05/26

アチャン・チャー法話集

心というものは、もともと揺れ動かず、
穏やかなものです。
ちょうど一枚の葉が静止しているかのように――。
風が吹くと、葉は揺れ動きます。
心が揺れ動くのも、心が感覚や感情にとらわれ、
そのあとを追いかけるからです。
あとを追いかけなければ、
揺れ動くことはないのです。





*** 目 次 *** 

本書によせて ジャック・コーンフィールド
はじめに アチャン・アマロー(英国アマラワティ僧院長)

 ● 「心」について

 ●  ブッダダンマの道

Part1 戒律――道徳と感覚の制御


 1  ダンマとともに歩む
 2  善い心を育てる
 3  感覚との接触――智慧の源泉
 4  律(ヴィナヤ)の理解
 5  スタンダードを保つ
 6  なぜ、ここにいるのか?
 7  欲の激流
 8  二つの道
   〔世俗の道と世俗を超える道〕

  用語解説



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