チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)
ブッダは幸福の道を教えられました。その道には、明確な終着点(ゴール)があります。ゴールはどこでしょうか?
心や身体の苦しみなど、あらゆる苦しみが滅したやすらぎの状態=涅槃(Nibbāna)です。
ブッダは私たちに、ゴールと、そこに至る道を示されたのです。
とはいえ、そのゴールにすぐにたどり着けるわけではありません。
道を歩んでいるとき、さまざまな妨害物にぶつかったり、前に進めなくなったり、後退したり、道から外れてしまったりするのです。
何がそうさせるのでしょうか?
どうすれば道をまっすぐに進めるのでしょうか?
ブッダの教えから学んでみましょう。
【目 次】
はじめに 仏道には終着点(ゴール)がある
第1章 一つ一つ、ハードルをのりこえて
老いるものとは? 老いないものとは?
外れた道とは?
諸善の障害とは?
昼夜、滅びゆくものとは?
梵行(清らかな生き方)の垢とは?
水のない沐浴とは?
財をなくす穴はいくつあるか?
6つの穴
① 怠惰(ālasya)
② 放逸(pamāda)
③ 無気力(anuṭṭhāna)
④ 不管理(asaṃyama)
⑤ 眠気(niddā)
⑥ 倦怠(tandī)
6つの穴を避ける
第2章 前進と成長に必要な力
精進(viriya)を育てる
「善」のエネルギーを継続する
著者紹介
※チャンディマ・ガンゴダウィラ長老のプロフィールと書籍はこちら(画像クリック)でご覧いただけます。
Books |
※本書は『Patipada』誌で連載したものに、さらにチャンディマ長老にお伺いして加筆修正し、新たな一冊として刊行したものです。
生きとし生けるものが幸せでありますように
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā