2026/02/15

「疑」は砂漠で迷っているようなもの:五蓋の対処法『こころの栄養―5つの蓋と7つの悟りの要素〈五蓋と七覚支〉』より

   

第6章 害をもたらす感情「五蓋」の対処法
五蓋のたとえ


⑤「疑」は砂漠で迷っているようなもの


疑(vicikicchā)とは、疑いや迷いのことです。


「疑」のある人は、砂漠で迷子になっている人のようなものです。


砂漠には目印がありません。自分の位置を示すコンパスがないと、どの方向に進めばよいかわかりませんから迷ってしまいます。


「疑」とはこのようなものです。「この道は本当に正しいのか……」「間違っているのではないか……」「あっちの道のほうが正しいのではないか……」などと心が揺れ動き、優柔不断になっている状態です。


これはちょうど砂漠で迷子になっているようなものなのです。


『こころの栄養―5つの蓋と7つの悟りの要素〈五蓋と七覚支〉
 ありのままに見る智慧』
より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)


Sabbe sattā bhavantu sukhitattā