「第7章 喜びを感じる練習――日常生活の中で」より
他人の人生を基準にしない
嫉妬する人の多くは、「なぜ他人は幸せで、自分は不幸なのか」と考えがちです。
でも、人生は人それぞれで、同じ人生を送っている人はいません。みな異なります。これは美しいことでもあります。
もし、みながみな、それぞれの分野において同じレベルだったらどうでしょうか?
つまらないですし、社会は成り立ちませんね。
ですから、他人の人生を基準にして自分の人生を評価しないようにしてください。
比べたり判断したりするのをやめるのです。
なぜなら一見、成功しているように見えたとしても、その人がほんとうに成功しているのかどうか、ほんとうに幸せなのかどうかは、わからないからです。
若くして昇進しても、もしかすると責任が増えすぎてストレスを感じているかもしれません。
何かでトップになったとしても、プレッシャーにさいなまれ、悩んだり心配したりして夜眠れずにいるかもしれません。
他人のことはわからないものです。
そこで他人ではなく、自分自身に目を向けてください。
自分にできること、得意なこと、上手なこと、得ているもの、持っているものに目を向けるのです。
そして、それを活かしていくようにしてください。
他人と自分とを比べないとき、幸せを感じることができるでしょう。
『喜び〈Mudita〉 ー 他人の幸せを喜ぶ人は幸せになる:嫉妬の手放し方』より
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā

