2026/08/09

生命の栄養(食):『こころの栄養―5つの蓋と7つの悟りの要素〈五蓋と七覚支〉』より

 

   


どんな生命も、「栄養(食)」によって支えられ、維持されて生きています。

「食」を摂り入れなければ生きていられません。


この「食」を、ブッダは4つの要素に分類して教えられました。

一般的に「食」や「食べる」といえば、私たちはパンやご飯など物質としての食べ物しか思い浮かばないでしょう。


しかしブッダは、「生命は、物質的な食べ物以外に3つの要素を摂り入れて4つの食で生きている」と説かれました。


4つの「食」とは、

 1.段食(kabaliṇkārāhāra)

 2.触食(phassāhāra)

 3.意思食(manosañcetanāhāra)

 4.識食(viññāṇāhāra)

 です。


これら4つの食のうち、身体を維持している食が1つ、心の食が3つになります。

4分の3を、心の食が占めているのです。

ここで、心がいかに生命の維持に大きく関わっているか、ということがわかりますね。


では、ひとつずつ見ていきましょう。


チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)


Sabbe sattā bhavantu sukhitattā