物質的な幸せであれ、精神的な幸せであれ、
世俗的な幸せであれ、出世間的な幸せであれ、
何かしら幸せを享受するためには、
心や感情、煩悩を管理することが欠かせません。
怒ったり、嫉妬したり、欲張ったりしない心、
そうした善い心や行為によって、
私たちはおのずと幸せへと導かれていくのです。
生命を殺すのではなく、殺さないことによって、
生命を傷つけるのではなく、傷つけないことによって、
怒るのではなく、怒らないことによって、
嫉妬するのではなく、他者の成功を喜ぶことによって、
物惜しみをするのではなく、施すことによって、
傲慢になるのではなく、謙虚になることによって、
問うべきことを問わないのではなく、問うべきことを問うことによって、
善い原因がつくられ、条件がそろったとき、おのずと善い結果が現れてくる、
とブッダは教えられました。
この因果法則としての〈業の法則〉を理解し、
執着のない善い心で、日々淡々と善い行為をおこない、
さらに心を清らかにしようと精進するなら、
やがて一切の苦しみを乗り越える智慧が現れるでしょう。
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā
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