2020/10/24

自己への慈しみ

 



自分への慈しみは、他者を慈しむ基盤になります。そこが欠けていると、土台が脆くて不安定ですから、ちょっとしたことで崩れてしまい、結局、疲れ果ててしまう可能性があるのです。

したがって、まず自分をいたわり、自分を慈しむことから始めましょう。

自分を慈しめば慈しむほど、土台が安定し、心が落ち着いていきます。リラックスし、他の生命にも、自ずとやさしくできるようになるでしょう。


『自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』 チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)