他者の目的が大事であっても、
自己の目的を失ってはならない。
自己の目的をよく理解して、
自己の目的に専心するように。
(ダンマパダ )
Attadatthaṃ paratthena,
bahunāpi na hāpaye;
Attadattham abhiññāya,
sadatthapasuto siyā.
(Dhammapada)
他人のために自分の幸福を犠牲にして、自分の目的をあきらめる人もいます。
しかし、ブッダはこのようにおっしゃいました。
「他人のために自己の目的を失ってはならない」と。
自分の目的をよく理解してそれに専念することを、ブッダはすすめているのです。
ここで、「目的」とは何でしょうか?
これは、繁栄や昇進など世俗的な目的のことではありません。
心を清らかにし、涅槃に達することです。涅槃とは、究極の幸福です。
そこで、もしあなたが涅槃を目指しているなら、それをあきらめてはならない、犠牲にしてはならない、がんばってそれに達してください、ということです。
『自己愛から慈しみへ、我から無我へ:マッリカー経』より
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】
Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitattā

