Sukhī Hotu 智慧と慈悲の実践
生きとし生けるものが幸せでありますように・Sabbe Sattā Bhavantu Sukhitatthā
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2015/06/15
Patipada誌6月号
『
Patipada
』 誌 (
パティパダー
)
2015年6月号
vol.22 no.2
通巻
no.244
根本仏教講義
2015/06/04
紫陽花
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā
2015/05/31
Patipada6月号
『
Patipada
』 (パティパダー)
翻訳
連載 :
仏教
Q&A
『ただ
坐
る
だけでいいのか?』
(バンテ
・
H・グナラタナ著/
出村訳
)
より
ヴィパッサナーは、気づきの実践です。
でも、ただ気づいていればいいということでもありません。
自分の行為に100パーセント鋭く気づくことができたとしても、
まったく智慧があらわれない場合もあるのです。
たとえば、野生のネコやトラは獲物を捕らえようとするとき、
獲物にたいして全注意を向けています。
でも、智慧はあらわれません。
なぜでしょうか?
野生の動物が獲物を狙って鋭く注意を向けているとき、
そこにあるのは、ただの
注意
――
いわゆる、
不善の
注意
だから
です。
ヴィパッサナーを実践するときには、
気づきを働かせ、
対象にたいして100パーセント注意を注ぎます。
その気づきには、欲も、怒りも、無知も入っていません。
心は明晰になります……
このようにして、心の諸現象を観察する能力が育つのです。
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