2026/09/05

ひとりひとりがつくる世界―主観・偏見・先入観『正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉―八正道 ① 』より



人は誰でも自分なりの「見方」を持っています。

言い換えれば、偏見や先入観、固定観念といった「自分を中心としたフィルター」を通して世界を見ているということです。


親や周りの人から受けた影響、生まれ育った環境、文化、伝統、仕事、教育、これまでの経験、自分の好みなどを通して、ものごとを判断し、意味づけし、処理しています。

さらに、「自分が見ている世界こそが真実であり、正しい」とも思っています。


そこからさまざまなトラブルが起こるのです。


実際のところ、ものの見方は人それぞれです。

自分の見方と隣の人の見方は違います。親の見方も、子どもの見方も、兄弟の見方も、自分の見方とは違います。


人はみな、それぞれ自分の見方で世の中を認識しているのです。


誰ひとり、自分とピッタリ同じ認識をしている人はいません。


ですから、自分が見ているように他人は見ていませんし、自分が感じているように他人は感じていません。


ひとりひとり見ている世界や感じている世界は違うのです。


正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉―八正道 ① チャンディマ長老
正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉
ありのままに見る智慧―八正道 ①

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】


Sabbe sattā bhavantu sukhitattā