『Patipadā』2018年2月号:翻訳
布施・戒律・瞑想 ❷ Dāna・Sila・Bhāvanā
K. スリダンマーナンダ長老
Ven. K. Sri Dhammananda Thero
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『Patipadā』2018年2月号:根本仏教講義
修行者のスランプ ~こころは常に揺らぐ
Tissa Sutta(7)A. スマナサーラ長老
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā
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欧米を中心に人気となっているマインドフルネス瞑想だが、ベースにあるのは仏教由来のヴィパッサナー瞑想だ。ヴィパッサナーとはパーリ語の仏教用語で、大ざっぱに言えば「物事をあるがままに見る」こと。スリランカの高僧ヘーネポラ・グナラタナはかつて、ヴィパッサナーとは「物事を明晰かつ正確に見つめ、全ての構成要素を別々なものとして見据え、奥の奥まで見通して、そのものの最も根本的な真実を捉えること」だと述べている。
『Newsweek (ニューズウィーク日本版)』
科学者が注目する「マインドフルネス」の本当の効果
The Neuroscience of Mindfulness
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「皆さんは苦しみと苦しみの原因について、本で読んだり、法話を聴いたりして、十分知っていると思います。だからこのような話をすると、なんだそんなことか、と思ってしまいます。
でも、もし皆さんにまだ悩みや苦しみがあるのなら、本当は何もわかっていないということです。
ですから、実践して、苦しみをなくさなければなりません。四聖諦はただの教義ではなく、私たちが実践すべきものです」