2018/09/29

たとえば、嘘をついたら…


自分を慈しみ、大切にすることは、利己的なことではありません。ですから、自分に害をもたらす薬物や飲酒、悪い食習慣、喫煙、愚かな行為、休養不足などで自分を傷つけないよう、心と身体を大切にしてください。

たとえば、嘘をついたら、相手を傷つけるよりも先に自分が傷つきます。

他の生命を殺したり、与えられていないものを取ったりすると、最初に傷つくのは自分なのです。

したがって、自分を慈しみたければ、自分を害する行為をやめなければなりません。


自分を害する行為をやめると、正直さや注意力、智慧が育っていきます。こうして心は苦しみから解放されるのです。



『慈悲の瞑想』グナラタナ長老著、出村佳子訳


生きとし生けるものが幸せでありますように

2018/09/23

自分を慈しみ、大切にする…


自分を慈しみ、大切にすることは、利己的なことではありません。ですから、自分に害をもたらす薬物や飲酒、悪い食習慣、喫煙、愚かな行為、休養不足などで自分を傷つけないよう、心と身体を大切にしてください。

まず自分を慈しみ、それからその慈しみを、他者と分かち合うのです。

『慈悲の瞑想:慈しみの心』より グナラタナ長老

『慈悲の瞑想:慈しみの心』グナラタナ長老著、出村佳子訳

生きとし生けるものが幸せでありますように 

2018/09/10

【重版 第9刷】『マインドフルネスー気づきの瞑想』

☆お礼☆

『マインドフルネスー気づきの瞑想』(バンテ・H・グナラタナ著、拙訳、サンガ刊)が重版となり、第9刷が届きました。

たくさんの方に読んでいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

『マインドフルネスー気づきの瞑想』バンテ・H・グナラタナ著、出村佳子訳


 本文より


”気づきの瞑想を実践すると、心も身体も楽になり、煩悩は消えていきます。

眠気や睡魔は、注意深さにかわり、曖昧さや優柔不断は、確信にかわります。

怒りや憎しみは、やさしさにかわり、不安や悩みは、穏やかさにかわります。

そして、意識下に埋もれている慈しみが表面にあらわれ、それによって私たちは穏やかで、幸せになるのです。”


 ***


◆世界で読みつがれるヴィパッサナー瞑想の最良入門書


マインドフルネス(ヴィパッサナー、気づきの瞑想)の実践入門書として、米国で出版以来20年以上にわたり読みつがれ、世界15カ国で翻訳されているロングセラー。


仏教の知識がなくともわかる平易な言葉で、ヴィパッサナーを実践するために必要な情報を余すところなく伝え、確かな評価を得ている。


ラリー・ローゼンバーグ(『呼吸による癒し』)や、ジョン・カバット・ジン(マサチューセッツ大学医学部名誉教授)など多くの瞑想指導者、医師、実践者が絶賛してやまない名著。本書は、2011年に発行された最新エディションの日本語版である。




◆アルボムッレ・スマナサーラ長老より


世界の瞑想指導者たちのトップリーダーが語る、気づきの実践方法です。

西洋人に語りかけたこの本は、瞑想に興味のある方々に刺激を与えるに違いありません。

著者は気づきの実践について一流の研究者でもあります。


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生きとし生けるものが幸せでありますように