脅して人を管理しようとする文化「ほんものの恐怖とは?⑤-5」の続き
次のポイントです。これは、なぜ恐怖があるのかという説明です。
これまでは私の分析をしてきましたが、これからは経典の内容に入っていきます。
経典は中部4の「恐怖経」(MN.4Bhayabheravasuttaṃ)です。
これは長い経典ですから、大事なところだけ紹介します。
脅して人を管理しようとする文化「ほんものの恐怖とは?⑤-5」の続き
次のポイントです。これは、なぜ恐怖があるのかという説明です。
これまでは私の分析をしてきましたが、これからは経典の内容に入っていきます。
経典は中部4の「恐怖経」(MN.4Bhayabheravasuttaṃ)です。
これは長い経典ですから、大事なところだけ紹介します。
おじいさんと、おばあさん、まごと、いぬと、ねこと、ねずみ。
みんなで大きなかぶを引っこ抜くお話。
人も動物も、力を合わせることの大切さを教えてくれます。
対立がなくなりますように 🙏
A.トルストイ (著), 佐藤 忠良 (イラスト), 内田 莉莎子 (翻訳)
雪の降る寒い日、
おじいさんが落とした「てぶくろ」を家にして、
森の動物たちが次々にやってくるお話。
みんな「どうぞ」と分かち合う様子があたたかい。
仲良く暮らすことの大切さを教えてくれます。
争いがなくなりますように🙏
文化の中には、恐怖感で人々を管理するものもあります。
たとえば、「この山には神が住んでいるから入ってはいけない」とか、「この森には霊が住んでいるから気をつけなさい」などといろいろ偽りを言います。
日本だったら「鬼がいる」と言うかもしれません。
そういう恐怖感を抱かせて、人々を管理しているのです。
生きとし生けるものが幸せでありますように
安穏でありますように
危害がありませんように
困難や問題に出あったとき
忍耐、勇気、理解をもって乗り越えられますように
「読経と慈悲の瞑想 with チャンディマ長老⑥」 2022/3/20(日)10:00~
勉強会のお知らせです。
よかったらご参加ください。
3月12日(土)13時~15時:Zoomオンライン
チャンディマ長老著 「妄想の対処法―認識プロセスを観察し、妄想ループを絶ち切る: 『マドゥピンディカ・スッタ(蜜丸経)』」をもとに学びます。
12歳のとき親元を離れ、出家したチャンディマ長老。
出家を決めたのは、子どもの頃、おばあさまからいただいた一冊の本を読んだことがきっかけだそうです。
オープンで明るく、穏やかな性格を生かし、ブッダの教えを伝えてくださることに感謝します。
https://www.facebook.com/patisotaorg/photos/a.113115503361306/654984052507779