偏見のバージョンアップ「ブッダの聞き上手入門 ④-1 からの続き
聞き上手ではなく、聞いていない
皆様には「聞き上手ではない」と言いたくないんです。上手下手以前に、最初から話を聞いていないんです。これは大きな問題です。
だって我々は人の話を聞いて人生を形成しているのに、聞いていなければ、ろくな人生になりません。しっかりした性格になりません。不安なく、しっかり生きることはできないのです。
偏見のバージョンアップ「ブッダの聞き上手入門 ④-1 からの続き
皆様には「聞き上手ではない」と言いたくないんです。上手下手以前に、最初から話を聞いていないんです。これは大きな問題です。
だって我々は人の話を聞いて人生を形成しているのに、聞いていなければ、ろくな人生になりません。しっかりした性格になりません。不安なく、しっかり生きることはできないのです。
固定にならない固定概念「ブッダの聞き上手入門 ③-4 からの続き
偏見の中に、邪見もあります。邪見はとても危険なものです。人類を破滅に陥れる邪見もありますから。これは最初からやめたほうがよいのです。
邪見がなくても、偏見は残ります。我々は偏見をバージョンアップして、よりよい偏見に入れ替えています。皆様はこの説法を聞いて、よりよい偏見を作っているのです。
第22回 チャンディマ長老 法話会
「慈しみの実践で大切なこと ~瞑想か、心のあり方か?」
Is Friendliness (mettā) a split-second meditation or an attitude?
をオンラインzoomで開催いたします。
知っていると思いがちな「慈しみ」について、さらに一歩進んだ大切なポイントを学んでみましょう。
相手に理解できるように話す「ブッダの聞き上手入門 ③-3 からの続き
面白いことに、固定概念は固定していません。人の考え、先入観、固定概念は固定してないのです。
実は、固定概念をよく自分でバージョンアップしているのですが、それに気づくためには時間がかかります。
話を理解できないという問題「ブッダの聞き上手入門 ③-2」 からの続き
いくら「人の話を理解したい」と思っても、話す人に問題がある場合もあります。話す人は、相手に理解できるよう巧みに話さなくてはならないのです。
ブッダは究極の話し上手です。師匠としてブッダはまず、聞く人が持っている問題をチェックするのです。