不放逸(appamāda:アッパマーダ)
ゾウの足跡は、すべての生き物の足跡の中で最大です。
地上のいかなる生き物の足跡も、すべてゾウの足跡の中に入ります。
そのように、あらゆる善は、不放逸を根本とし、すべて不放逸の中に入ります。
不放逸こそが、あらゆる善の中で最上のものです。
どんな善であろうと、不放逸にまさるものはありません。
不放逸とは、今の瞬間に常に気づいていることです。
ーチャンディマ長老
2022年4月29日(金)マレーシアでの法話より
生きとし生けるものが幸せでありますように
ゾウの足跡は、すべての生き物の足跡の中で最大です。
地上のいかなる生き物の足跡も、すべてゾウの足跡の中に入ります。
そのように、あらゆる善は、不放逸を根本とし、すべて不放逸の中に入ります。
不放逸こそが、あらゆる善の中で最上のものです。
どんな善であろうと、不放逸にまさるものはありません。
不放逸とは、今の瞬間に常に気づいていることです。
ーチャンディマ長老
2022年4月29日(金)マレーシアでの法話より
眠気の強い人も恐怖感に襲われる「ほんものの恐怖とは?⑥-5」の続き
uddhatā avūpasantacittā
興奮状態で、心が落ち着いてない
Uddhatāは、興奮していることです。心は野生の動物のようなものです。
一つの対象に集中することはできないのです。
余計なことを妄想して怒りを抱く「ほんものの恐怖とは?⑥-4」の続き
Thīnamiddhaは惛沈睡眠です。これは精神的な病気で、煩悩なのです。
単に疲れて眠くなったということだけでなく、心が活性化していない状態です。
byāpannacittā paduṭṭhamanasaṅkappā
異常な怒りがあり、常に不機嫌な気持ちでいる
異常な怒りとは、余計なことを妄想して怒りを抱くことです。
蚊に刺されてイヤな気持ちになることも怒りですが、異常な怒りではありません。
痛みは、妄想の結果ではないからです。
しかし、この世の中には何にたいしても文句を言う人がいます。
多くの人は、貪りと怒りの中で人生を終えています。
貪りから離れ、慈しみを育てることが、鍵です。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
ーチャンディマ長老
https://patisota.blogspot.com/2022/04/life-death-greed-anger-dispassion-lovingkindness-bhante-dr-gangodawila-chandima.html

4月23日(土)午前10時30分より、
チャンディマ長老による「穏やかな心を育てる〈瞑想と法話会〉」を
オンラインZoomで開催いたします。
はじめての方も歓迎です。どうぞお気軽にご参加ください。
私たちが毎日食べている食べ物には、身体を健康にする栄養もあれば、健康を害し、病気を招く食べ物もあります。
心も同じです。心を育て、幸せにする栄養もあれば、心を害し、苦しみをもたらす毒もあるのです。
そこで、「何を摂り、何を摂らないか」「何を食べ、何を食べないか」ということが重要になります。
ブッダが教えた「心に摂り入れるべき栄養」を理解することで、私たちは自分の生き方を清らかに創造していくことができるのです。
(本文より)
強い欲(異常欲)があると、現実的には怖い出来事が起きていないにも関わらず、自分自身の妄想で恐怖を呼び寄せてしまいます。
出家者は町や家から離れて、人が来ない森に入ります。
身口意の行為が汚れている場合、いわゆる身体で悪いことをし、言葉で悪いことをし、頭で悪いことを考えているなら、恐怖感を乗り越えることはできません。