2022/06/11

タイ王国国立マハーチュラロンコーン大学『国際仏教ジャーナル』誌の編集委員にチャンディマ長老選任




タイ王国の国立マハーチュラロンコーンラージャヴィドゥャラヤ大学 Buddhist Research Institute 発行『国際仏教ジャーナル』
の編集委員(副編集長)に、チャンディマ長老が選任されました。

仏教の深い知識と高い英語力、明るく寛容な性格が認められたようです。


仏教が世の中に広がりますように🙏

生きとし生けるものが幸せでありますように🙏

Sadhu! Sadhu! Sadhu!

2022/06/08

人から利得・称賛・尊敬を期待する⑥-10

 ちょっとしたことで怖がる人「ほんものの恐怖とは?⑥-9」の続き

 

lābhasakkārasilokaṃ nikāmayamānā
他人から利得・称賛・尊敬されることを期待する


出家修行者たちは世間の尊敬を受けます。俗世間の立場から見れば、さまざまな欲から離れて生活するのはすごいことだと思い、頭を下げます。俗世間では、他人に褒め称えてもらうのはとても難しいことです。皆に褒められている人の数は少ないのです。

2022/06/06

ちょっとしたことで怖がる⑥-9

自分を褒めて、他人を貶す「ほんものの恐怖とは?⑥-8」の続き

 

chambhī bhīrukajātikā
揺らぐ精神で、ちょっとしたことで怖がる


Chambhī とは、すごく臆病で、いつでも怖い怖いと言っている人です。

そういう人もいるんです。性格的に怖がりな人が。

2022/06/03

自分を褒めて、他人を貶す⑥-8

心は疑だらけ「ほんものの恐怖とは?⑥-7」の続き


attukkaṃsakā paravambhī
自分を褒めて、他人を貶す


自分は偉いと威張って、他人のことを貶す人がいます。

他人はたいしたことない、という気持ちでいるのです。

基本的にはどんな人も「自分が正しい」というスタンスを持っています。

でも、その気持ちは自分自身で気づかないくらい隠れているのです。

2022/05/30

正精進(Sammā-Vāyāma)

 ありがとうございます!





生きとし生けるものが幸せでありますように


2022/05/22

心を成長させる正しい精進「正精進」八正道⑦│チャンディマ長老法話会 5月29日(日)午前9時30分~



第10回 チャンディマ長老 法話会

心を成長させる正しい精進「正精進 Sammā-Vāyāma八正道⑦を

5月29日(日)午前9時30分より、オンラインZoomで開催いたします。


ブッダは「苦をなくすことができる」と説かれ、

その方法として「八正道」を教えられました。


今回は、八正道の6番目の道「正精進(正しい精進)」です。

悩み苦しみをなくすためには、努力/精進が必要です。

ただ、努力の仕方を間違うと、努力は空回りし、悩み苦しみは続いていきます。

心を成長させ、悩み苦しみから解放される正しい精進とはどのようなものか、一緒に学んでみましょう。

どうぞお気軽にご参加ください。

2022/05/15

Bhante Dr. Chandima's Vesak Message 2022


生きとし生けるものが安穏で幸せでありますように
生きとし生けるものの苦しみがなくなりますように




2022/05/14

心は疑だらけ ⑥-7

落ち着きのない人「ほんものの恐怖とは?⑥-6」の続き

kaṅkhī vicikicchī
疑があって、心は疑問だらけ


いつでも、「本当ですか?」「どうでしょうか?」「信じられない」「嘘ついていない?」などと疑っている状態です。

わかりやすくいえば、本人に何も理解することができないのです。

それで、ああでもない、こうでもないなどと疑問中心の妄想で心がいっぱいになります。

2022/05/06

ブッダの最後のメッセージ

 

ブッダは臨終前、弟子たちに次の言葉を残しました。


Vayadhammā saṅkhārā appamādena sampādetha

諸行は無常である。不放逸で精進しなさい。


「ものごとはすべて、つくられたものであり、変化し、壊れる性質のものです。

 常に今の瞬間に気づき、完成するように」

 という意味です。

これが、ブッダの最後のメッセージです。

いつでも不放逸で、瞬間瞬間、気づいていてください。

気づきを後回しにしないよう、気づきを失わないよう、目覚めていてください。

このように不放逸で生きることで、苦しみはなくなり、心から煩悩は消えていくでしょう。






また、ブッダはこのようにもおっしゃっています。


Appamādo amata padam

不放逸は、不死である


不放逸であるとは、不死であると。

不死とは、苦しみ(煩悩)が滅した状態のことです。涅槃のことです。

瞬間瞬間気づいている人には、苦しみ(煩悩)の終焉があるのです。


ーチャンディマ長老

2022年4月29日(金)マレーシアでの法話より