2017/11/04

日本におけるマインドフルネスの普及

「中央学術研究所紀要 第46号の記事」より
2017.11

『マインドフルネス 気づきの瞑想』バンテ・グナラタナ著 出村佳子訳


バンテ・グナラタナの訳書を、『Patipada』での連載時から読んでいただけて、うれしいです。 
表題が異なるのは、もしかすると版元が異なることも、理由のひとつかもしれません……。

2017/10/16

おすすめの書籍『PRESIDENT WOMAN 2017年11月号』

‟マインドフルネスを子育てに活用する方法を伝授。
「呼吸に注意を向ける」や「自分の気持ちをありのままに見る」など、
子ども向けのエクササイズも参考になる……” 

プレジデント ウーマン 2017年11月号「マインドフルネスを深めたい人に:荻野氏(一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート代表理事)おすすめの書籍」より

2017/10/04

お知らせ

次回、クサラダンマ長老による法話会
10月8日(日)13:30~
英語のお話に日本語通訳がつきます。
どうぞご参加ください。


【雨安居】法話メモ

前回、9月23日(土)13:30~17:30
クサラダンマ長老

「苦しみ」と「苦しみの原因」(四聖諦の2つ)お話が中心でした。
 
「皆さんは苦しみと苦しみの原因について、本で読んだり、法話を聴いたりして、十分知っていると思います。だからこのような話をすると、なんだそんなことか、と思ってしまいます。
でも、もし皆さんにまだ悩みや苦しみがあるのなら、本当は何もわかっていないということです。
ですから、実践して、苦しみをなくさなければなりません。四聖諦はただの教義ではなく、私たちが実践すべきものです」
   と強調されていました。


◎ 苦しみとは

・生まれること、老いること、病むこと、死ぬこと、憂い、悲しみ、苦しみ、落ち込み、嫌な人とつきあうこと、好きな人と別れること、求めるものが得られないこと、五蘊(色・受・想・行・識)への執着が苦しみです。

・どうやって苦しみを乗り越えるか
・五蘊の観察法


◎苦しみの原因とは
・苦しみの原因の「渇愛」の観察について
・渇愛には3種類あります。

① 感覚対象への渇愛 (色声香味触の五つの対象を探しまわる欲)

② 存在への渇愛 (永遠でいたい、存続したいという存在欲)

③ 非存在への渇愛(死後何もないという断見

・どのように輪廻転生が起こるのか

死ぬ直前、最後に心に現れる現象によって、次にどの次元に生まれ変わるのかが決まります。輪廻の最大の原因は、渇愛(と無明)です。

・渇愛をなくすためにすべきこと。 
などなど。

☆次回は10月8日(日)13:30~
 ゴータミー精舎です。
幡ヶ谷1-23-9/Tel:03-5738-5526)
 参加費は無料(ご喜捨)です。

 
☆雨安居明け「カティナ衣法要」は、
 10月29日(日)です。

【関連記事】
 7月の法話メモ⇒こちら
 9月9日の法話メモ⇒こちら

生きとし生けるものが幸せでありますように


2017/09/20

道徳


他の生命を故意に殺したら、 それが虫のような小さな生きものだったとしても、生命を尊敬する気持ちが薄れます。 同時に、自分を尊敬し、大切にする気持ちも薄れるのです。
『8マインドフル・ステップス』グナラタナ長老著、出村佳子訳

バンテ・グナラタナ
『8マインドフル・ステップス』より
 
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā



2017/09/17

ボディスキャン


ボディスキャンをするとき、全身の感覚にくまなく気づける人はほとんどいません。それはそれでOKです。


この実践の目的は、どんな感覚であれ、実際に感じている感覚を、瞬間瞬間ただ感じることです。

感覚を感じない部分があるかもしれませんが、それはそれでOKです。問題ありません。ごく普通のことです。無理やり感じようとする必要はありません。


目的は、そのとき体に生じている感覚に気づくことですから。




2017/09/14

マインドフルネスを実践するとき


マインドフルネスを実践するとき、
何か結果を得ようと力んでしまうと、
順調に進まないことがあります。
私たちがすべきことは、
くり返し実践するだけです。
それで、少しずつ成長していくのです。

M・チャスカルソン



2017/09/12

続けること



たとえ今、心が穏やかでも
何もしなければ、
そのうち堕落するでしょう
だからこそ、一度善い心を育てたら、
それを維持し、実践をつづけることが、
大切なのです。



『8マインドフル・ステップス』バンテ・グナラタナ著、出村佳子訳



バンテ・H・グナラタナ


8マインドフル・ステップスより




2017/09/06

疑念が生じたとき


疑念が生じたときには、何もしないことだ。はっきりわからないことがあれば、話したり、行動したりしてはならない。
たとえば、ある行為がよいか悪いか、はっきりわからないときには、何もしないほうがよい。制御を保ちなさい。

アチャン・マン(アチャン・チャーの師)

アチャン・チャー


 Sabbe sattā bhavantu sukhitattā


2017/08/18

心の静寂と気づきの瞑想

アチャン・チャー法話集2巻 マインドフルネスの原点 出村佳子訳




私たちの身体は不安定であり、
絶えず変化し続けています。
髪や毛は変化し、爪は変化し、
歯は変化し、皮膚は変化しています。
あらゆるものが変化しているのです。


心も、常に変化しています。
したがって、心は「私」でも、実体でもありません。
実体があるかのように思うかもしれませんが、
本当は「私」ではありません。



アチャン・チャー法話集 第二巻 



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2017/08/10

わが子の声、ちゃんと聞こえてますか?

■書籍レビュー〔セゾン・チエノワ〕

 2017年08月08日更新、2016年4月18日公開
CHIENOWA 文:森岡桃子

わが子の声、ちゃんと聞こえてますか?
大人も子どももラクになるマインドフルネス本