2024/04/30

女性の社会的地位『仏教から見る女性②』

 

差別「仏教から見る女性①」から続きます。


女性の社会的地位

 

仏教が始まる以前の社会では、女性はどのような地位におかれていたのでしょうか?

これはヴェーダ文献のなかでも最も古い『リグ・ヴェーダ』までさかのぼって調べることができます。

この『リグ・ヴェーダ』には、「女性は家庭では尊敬されており、宗教面でも神や梵天など崇高な智慧に達していた」と記されています。

2024/04/27

「心」はどのように働くのか?│チャンディマ長老 法話会

 




2024年5月4日(土)午前10時00分より、

「第25回 チャンディマ長老 法話会」をオンライン(zoom)で開催いたします。


テーマは、「心はどのように働くのか?」です。

「こころには非常にパワフルな力がある」とブッダはおっしゃいました。

自分の人生(幸/不幸)をつくっているのは、自分のこころです。

こころの働きを学び、安穏なこころを育てる機会となれば幸いです。

どなたでもご参加いただけます。ぜひ、お気軽に🙏


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■ 内容 法話会

「心」はどのように働くのか?
How Does the Mind Work? | A Buddhist Perspective


■ 講師 チャンディマ・ガンゴダウィラ長老
(Bhante Dr. Gangodawila Chandima)
  通訳 出村佳子


■ 日時 2024年5月4日(土)
10:00~11:30頃(延長の可能性もあります)


■ お申し込み ≫ https://forms.gle/gTqn47taRrFJiCnG8

5月4日(土)午前8時まで参加フォーム(↑)か QRコードから お申込みをお願いいたします。

※前日中にZoomのパスコード等を、ご記入いただいたメールアドレスにお送りします。5月3日(金)以降に申し込まれた方には当日の開始時間前までにお送りします。

※お申込み後、受付完了メールが届かない場合は、いちど迷惑メールフォルダのご確認をお願いいたします


■ ご喜捨 ≫ https://sukhi-hotu.blogspot.com/2020/01/support.html
チャンディマ長老(Paṭisota)の活動や衣食住薬にお布施されたい方は、通信欄/お名前のあとに「お布施(オフセ)」とご記入の上、お振込みお願いいたします。
お名前とともにチャンディマ長老にお届けいたします。


■ Zoomによるオンライン開催になります。
よろしければ「ビデオ・オン」でご参加
いただけますようお願いいたします。


みなさまのご参加をお待ちしております。

生きとし生けるものが幸せでありますように


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チャンディマ・ガンゴダウィラ長
Bhante Gangodawila Chandima

スリランカ国立スリジャヤワルダナプラ大学で学士号(優等学位)を取得。最優秀賞。博士号を取得。カナダに渡り、ブリティッシュコロンビア大学で4年間、仏教チャプレンに従事し、ヴィクトリア大学で特別研究員を務める。現在カナダを中心に、イギリス、アメリカ、マレーシア、タイ、インド、スリランカの大学や寺院で講義や法話をおこなっている。日本でもオンライン法話会を開催。タイ国立マハーチュラロンコーンラージャヴィドゥャ大学発行『国際仏教ジャーナル誌』の英語エディター。

◎ ブログ:https://patisota.blogspot.com/
◎ 法話Youtube(英語):https://www.youtube.com/patisota
◎ Facebook:https://www.facebook.com/patisotaorg
◎ 電子書籍:https://sukhi-hotu.blogspot.com/2019/07/ven-chandima.html



生きとし生けるものが幸せでありますように


2024/04/23

差別『仏教から見る女性①』〈新連載〉

 

 差 別


女性差別は、どの社会にでも見られる共通の特徴です。


女性たちが直面して克服しなければならないさまざまな不公平や障害は、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパを問わず、どの国でもほぼ同じであると思われます。

仏教から見る女性〈もくじ〉

  

K.スリダンマーナンダ長老

2024/04/20

依存し合う〈心〉と〈身体〉『身体の苦しみの手放しかた:輪廻からの解放へ』

 

互いに依存し合う〈心〉と〈身体〉


私たちの「心」と「身体」は、どのように成り立っているのでしょうか?


ブッダは、「心と身体を分離することはできない」とおっしゃいました。

身体は心なしで成り立つことができませんし、心は身体なしで成り立つことができません。

心と身体は、互いに依存し合って働き、成り立っているのです。



2024/04/17

うつと離欲「自由への突破口③-9」最終回


自分という実感は、阿羅漢になるまでなくならない「自由への突破口③-8」から続きます。


おわりに: 無欲と離欲(arati - virati)


解脱の境地は無執着の境地だと言われています。欲が消えた状態とも言えます。パーリ語で、欲に rati とも言います。
しかし、rati が無い状態に、arati と virati という2つの言葉があります。
直訳すると、無欲、離欲になります。同じ意味ではないので説明いたします。

2024/04/13

おおらかな心で(シンプルで養いやすい:subharo)『慈経に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』

 

8 シンプルで養いやすい(subharo)


・おおらかな心で


善い習慣の8番目は、「スバロー(subharo)」です。

「養いやすい」という意味です。

生き方がシンプルで、不平不満がほとんどありません。




その人の生き方は、シンプルです。


頭のなかもシンプルで、あれこれ考えることはしません。


容易にイラついたり、動揺したりすることもありません。


心はおおらかなのです。


ブッダは、「養いやすいことは善い性格である」とおっしゃいました。


これも、次の章で述べる「10の善行為」の実践を助けてくれるのです。


『慈経に学ぶ〈15の善習慣〉と〈10の善行為〉』
「15の善習慣 8. 
シンプルで養いやすい(subharo)より

チャンディマ・ガンゴダウィラ長老(著)





2024/04/06

有意義に生きるには?│チャンディマ長老法話のメモ

 

3月24日(日)に東京で開催されたチャンディマ長老による3回目の法話「有意義に生きるには?」のメモです。




人として生まれること


普段、私たちは何気なく生きていますが、

実は、人間として生まれることはとても難しいことであり、貴重なことなのです。

なぜ、人間として生まれることは貴重なのでしょうか?

それは、人間には他の生命にはない能力があるからです。


① 思考する能力がある


まず、人間には思考する能力があります。

それによって理性と慈悲を育てることができます。

また、法(ダンマ)を理解し、実践して、覚りに達することもできるのです。


② 善い行為ができる


人間は、自分の意志で善い行為をおこなうことができます。

慈悲のこころで、悩んでいる人や困っている人を助けることもできます。


③ 正しい道を歩める


人間には、こころを清らかにして、覚る能力があります。

覚ることができれば、一切の悩み苦しみから解き放たれます。

覚るためには、正しい道を歩むことが欠かせません。

正しい道をたゆまず歩むことによって、やがて智慧があらわれ、覚りに達するのです。


チャンディマ長老 「有意義に生きるには?」(2024/03/24)法話より


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チャンディマ長老は3月31日(日)に日本を出発されました。

ご参加くださったみなさまから、たくさんのフィードバックやメッセージをいただきました。

いただいたフィードバックやメッセージ、感想はすべてチャンディマ長老にお伝えしています。

私もくり返し読ませていただき、励みになっています。

ありがとうございます🙏




2024/04/01

手放す ~How to Let Go:by チャンディマ長老 2024/3/30

 

終了いたしました。ありがとうございます🙏


ありがとうございます🙏🙏🙏





2024/03/26

会場変更「手放す ~How to Let Go:心を育てるリトリート〈法話と瞑想〉」

 

※設備の一部が使えないため、会場が変更になりました。
(24日までに申し込み済みの方にはメールでお知らせさせていただきました)