第1章 苦しみから解放される道「八正道」より
生きることには苦しみや不満がつきものです。
苦しみにはまず、「生」「老」「病」「死」の4つの苦があります。
さらには
「愛する人と別れる苦しみ」
「嫌いな人に会う苦しみ」
「求めるものが得られない苦しみ」
「五蘊がある苦しみ」
があります。
よく観察してみれば、人生は苦しみや不満の連続だということがわかるでしょう。
生きているかぎり、この苦しみからは、逃げることも避けることもできません。
生きているあいだ、苦しみはずっとつきまとってきます。
苦しみを経験することなく生きることはできないのです。
では、こうした苦しみの原因は何でしょうか?
なぜ、苦しみが生じるのでしょうか?
それは、こころに渇愛があるからです
渇愛が、さまざまな苦しみや不満を引き起こすのです。

正見〈正しい見方:Sammā Diṭṭhi〉
ありのままに見る智慧―八正道 ①
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老【著】
Sabbe sattā bhavantu sukhitattā
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