「功徳から善への進み方①」から の続き
功徳から善への進み方(例:不殺生)
①とにかく殺生をやめる
②理性を使って、徐々に命の意義を理解する
③「生きる権利は皆にある」ことを理解する
④自然に命の尊厳を守ることができるようになる
⑤慈しみを育てる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
⑥「自我の錯覚が殺意を引き起こす」と発見して、自我の錯覚をなくす
たとえば蚊やゴキブリを見たとき、私たちはすぐに殺そうとします。
なぜ、殺そうとするのでしょうか?
「功徳から善への進み方①」から の続き
功徳から善への進み方(例:不殺生)
①とにかく殺生をやめる
②理性を使って、徐々に命の意義を理解する
③「生きる権利は皆にある」ことを理解する
④自然に命の尊厳を守ることができるようになる
⑤慈しみを育てる
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⑥「自我の錯覚が殺意を引き起こす」と発見して、自我の錯覚をなくす
たとえば蚊やゴキブリを見たとき、私たちはすぐに殺そうとします。
なぜ、殺そうとするのでしょうか?
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生きとし生けるものが幸せでありますように
「善行為は完成できる」 の続き
ここで、皆様にちょっと勉強することがあります。
私が教えなくても、皆様は功徳とは何かということを知っているでしょう。
たとえば、教会ではミサが終わるとだいたいみんな寄付をします。その寄付金は教会の維持管理だけではなく、いろいろなボランティア活動に使ったりします。あるいは目が見えない人を助けるためや、恵まれない人を助けるため、また孤児院などどこかの施設の維持管理のために使ったりします。
日本の子供たちも、路上で募金活動をしているのを見かけます。ああいうのは功徳行為なんです。
でも、これって、いくらやってもやりきれません。
ですから、「功徳」を「善」になるようにしなければなりません。パーリ語でいうと、「プンニャ(puñña)」を「クサラ(kusala)」に変えなくてはいけないのです。
このプンニャをクサラに変える方法を、これから説明いたしましょう。
「生きとし生けるものが幸せでありますように」
そう心から願うとき、心は幸せで穏やかになります。
ブッダは「慈経」で、「立っているときも、歩いているときも、座っているときも、横になっているときも、眠っていないかぎりは、常に慈悲の念を起こしてください」と説いています。
慈しみを実践するのに、時や場所、状況は選びません。朝、目が覚めてから、夜、眠りにつくまで、常に慈しみを保ち、慈しみが性格になるまで実践するよう、すすめられています。
このように慈しみを保つことで、「自」と「他」の壁が壊れ、そこにこの上ない安穏な世界があらわれるのです。
「慈しみ」は幸せへの鍵 | Close-Up! この一冊 |
web春秋はるとあき 2018.11.16より